自慢の掛川産農作物|松井プリント|掛川市民がもっと楽しく暮らせる街づくりを提案し、魅力いっぱいの掛川を全国へ

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自慢の掛川産農作物

 エコポリスの西端に、光陽の里という私たちの運営する市民農園がある。当初、エコポリスの代替え農地として茶園を構想していたのだが、後継者不足、やり手もなく持て余していた農地を私たちが市民農園として借り受けた。市民農園開設のために農地法に則った手続きを踏んで、一区画一反という広さで市民農園を開設した。無農薬、化学肥料は使わない、有機農業を条件に市民農園参加者を募集した。今、現在60余名でみんな楽しんでいる。農法としては、EM菌を使った農法、福岡さんの耕さない自然農法、今まで通りに耕して、雑草を愚直なまでに取り続けているが決して化学肥料に頼らず、無農薬にこだわる農業、……やり方は千差万別だがみんな農を楽しんでいる。私たちのPRビデオを作成したが、始めカメラマンが乗り気がなかった。一流のカメラマンとしては「みんなの鍬をふる姿に迫力がない、真剣味が足りない」と、カメラを回す手に力が入らなかった。私はそれを聞いて言った。「何言ってんの、迫力がないのは当たり前だよ。僕達は農の素人だよ、そんな処に迫力が出るわけがない、その代わりみんなの笑顔を見てよ。みんなよろこんで作業をしているでしょ、その笑顔が宝なんですよ。」「分かった。笑顔だな。」カメラマンは納得して撮影ははかどった。農業を農作業をするというとみんな汗を流して歯を食いしばっている姿を想像する……あるカメラマンは、人の働く姿は尊い、そんな真剣に働く人々の崇高な姿を写真にしたいと働く人々を追いかけた。然し、農業に関しては、歯を食いしばっている姿しか撮れない。とても崇高な姿とは言えないと、彼は尊敬する農学者に尋ねた。「先生の仰有るような崇高な姿の農に携わっている人はいったい何処におられますか」と。

 先生はここ、光陽の里を指名した。彼はおっかなびっくり、この地を訪ねた。彼はここには農作業を喜んでしている人が居る、と狂喜した。私も彼の写真を見せて貰って驚いた。

 私のなじみの人が輝いている、今までに見たこともないような輝くばかりの笑顔を見せて暮れていた。私たちの市民農園は、安心安全の手作りの野菜を作る悦びに満ちあふれた人々で一杯だ。

 市民農園の契約は一年契約、普通農地の貸し借りに一年なんて言う短期の貸し借りは存在しない。

 私たちのモットーは「荒廃を座視するは人道の罪人なり」(荒れていくのをただ黙って見ているようでは、犯罪に等しい)という二宮尊徳翁に啓発されている。

 1人一反では広すぎるという話もあるので、市民農園は少し小分けしている。

 是非、見学においで下さい。そして、仲間になりましょう。

農作物ギャラリー

生涯楽習私民版 運営:松井プリント

所在地
〒436-0079
静岡県掛川市掛川1065
TEL
0537-24-0101
FAX
0537-24-0242
E-mail
mm317@tokai.or.jp